再処理の前にまず、 原子力発電所(原発)ではウランという鉱石を核分裂させ出た熱
を使って電気を作っています。
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六ヶ所村の再処理工場と言うのは、原発で出たウランの燃えカス(使用済み核燃料)の中から
プルトニウムという物質を取り出す工場です。 (ここで発電はしません)
プルトニウムは人工的なもので自然界にはほとんど存在しません。
「地球上で一番猛毒」「角砂糖5個分もあれば日本全人口が全滅」などと言われ、
しかも核爆弾に使われるほど核分裂しやすいとても危険なものです。
原発から運んできたウランの燃えカスをさらに細かく分解してプルトニウムを取り出す
のですが、その際せっかく封じ込められていた他の放射能まで全部出てきてしまいます。
原発が出す1年分の放射能を1日で出すほど と言われるほど、
空へは150mの高さの排気管から、海へは沖合い3kmにも伸ばした配水管から
環境中に放出されされます。
キケン物質と承知で流すのです。
そしてやっかいなのは、放射性物質は寿命がものすごく長いのです。
このプルトニウムというのは一度生まれると2万年以上放射能を出し続けます。
つまり半永久的に地球上のどこかで汚染し続けるのです。
そんなのを毎日毎日流されたら、、、、
実験の結果海に出された放射能は海流に乗り、岸寄りの表層付近を
南に向かって流れると聞きました。
青森はもちろん、岩手、宮城、福島、茨城、そしてこの千葉の海にも流れ着くようです。
さらに、再処理と聞くとエコのように聞こえるけど、処理前の約7倍もの放射性廃棄物
を出すと見込まれています。
この工場で集めたプルトニウムを燃料にしようという計画がありましたが、
施設が事故を起こし長期運転停止中。 (実用化にはまだ50年はかかるようです。)
プルトニウムとウランを混ぜて、普通の原発で使うという「プルサーマル計画」
もたてましたが、あまりの危険性のため各地元での反対が強く計画は
ストップした状態だそうです。
そう、六ヶ所村再処理施設はまったく必要性がないそうです。
使い道も決まってないのに作りつづけても余ってしまうだけです。
その保管も完璧でなければいけません。
この地震国日本で、はたして絶対と言い切れるのでしょか?
他国で再処理工場があるのはイギリスとフランスのみです。
フランス:
ラアーグ再処理工場付近は小児白血病の発症率がフランス平均の約3倍だそうです。
イギリス:
セラフィールド再処理工場では、アイリッシュ海が汚染され対岸のアイルランド政府が
イギリス政府を訴える事態に発展し、ドイツでも海水浴が禁止になり大問題になって、
世界でも再処理は終息に向かっているそうです。
このパンフレットから抜粋させてもらいました。
いかがでしょうか?
オレはめちゃめちゃ怒ってます。
これは止めなきゃイカンと強く思います。
今日の海
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